貯金よりも自己投資がおすすめ!その理由と効果の高い自己投資とは【お金の使い方】
貯金より自己投資すべきだと分かっていながら、なかなか行動に移せない人は多いのではないでしょうか?
「目先のお金を使うことには抵抗がある」
「今を楽しむためにお金を使いたい」
「なんとなく自己投資をしたほうが良いことは分かってはいるけど、何から始めたらいいのか分からない」
など、自己投資に抵抗がある方、具体的な自己投資プランがなく、行動することができない方のために、自己投資にお金を使うべき理由と、効果の高い自己投資法を紹介します。
この記事を読むことで、自己投資のモチベーションが上がり、自分の将来を好転させる自己投資の方法を学ぶことができます。
貯金よりも自己投資にお金を使うべき理由
貯金よりも自己投資にお金を使うべき理由は、どんな投資よりも確実にリターンが見込めるからです。
モノを買うと、時間とともに価値が減っていくことが多いですが、自己投資は価値が減ることがなく、他人に奪われることもありません。お金を自己投資に使えば使うほど、知識が加速度的に増えていき、自己投資の効果自体が大きくなっていきます。
しかし、目先の自由なお金を、自己投資に充てることは抵抗があるかもしれません。『これは投資なのだ』と頭では分かっていても、これまでの考え方や習慣を簡単に覆すことは難しいはずです。
目先の小さなお金と、将来の大きなお金を比較した時に、後者を選び取ることができるかどうかは、ひとえに「自分の将来を本気で感じられるかどうか」にかかっています。
本当に作るべき資産は、
・使ってもなくならない
・収入をもたらしてくれる
この2つだという発想に立てば、自己投資は外せません。勇気を持って、将来の自分のために投資することができれば、何があっても揺るがない資産を手に入れることができます。
収入の3割を自己投資に充てるべき
「仮に自己投資をするとして、収入の何割くらいの金額を充てたらいいの?」という疑問にお答えすると、
収入の3割を自己投資に充てるべきという結論になります。
これを聞いて、「そんなの無理だ」「生活が成り立たない」と感じるかもしれません。そこで、普段どんなお金の使い方をしているのかを、冷静に考えてみてください。
例えば、あなたはひと月の住居費にいくら使っていますか?賃貸の方は家賃、家を持っている方はローンの金額を思い浮かべてみてください。ここでは仮に10万円だとします。
今度は、あなたが本やスクール、セミナーなどの自己投資にいくら使っているのか考えてみてください。多めに見積もって1万円や2万円でしょうか。
バランスがおかしいと感じませんか?投資として考えた場合、確かに住居は体を休める役割があり、日常の活力となりますが、金銭的なリターンはたいして生みません。
一方で本やスクール、セミナーなどの自己投資は自分を成長させ、将来の稼ぐ力を高めてくれるので、そこに投資したお金は、5年後10年後に何倍にもなって戻ってくることが期待できます。
これでは「自分は住居の10分の1しか、将来価値を生み出さない」と認めてしまっているようなものです。
ほぼゼロだった自己投資に使うお金を、まずは収入の1割を回してみることから始めて下さい。自分自身の成長を少しでも感じることで、考え方に変化が起こるでしょう。
20代は貯金しなくても良い
20代はとくに貯金しなくても大丈夫です。
なぜなら、20代のビジネスマンなら、株式や不動産投資にお金を使うよりも、無限の可能性をもった自分自身にお金を使う方が、人生トータルでの利益を考えた場合に良いからです。
「投資を始めるためにはタネ銭が必要だから、貯金しなくてはいけない」と考えてしまいがちですが、20代というまだまだ先が長い時期は、今後稼ぎ続けるためのノウハウを手に入れる事によって得られるメリットを、長く大きく享受することができます。
人生のうちで収入が多くない20代の時期において自己投資は、株式や不動産の投資資金を貯めることよりも効率が良いのです。
効果の高い自己投資法
効果の高い自己投資は、
・一流の経験を得る
・自分のブランドを作る
・気になった本は迷わず購入する
・新しいツールを使う
・可能であればレンタルする
この5つです。それぞれ説明します。
一流の経験を得る
効果の高い自己投資は、一流の経験を得るためにお金を使うことです。
なぜなら、一流の経験を得ることで、お金を稼ぐモチベーションが湧くからです。
平均的な収入の人と、富裕層の人は、訪れる場所や、受けているサービスが全く違います。高級レストランでの食事や、高級ホテルでの宿泊を経験することで、一流の接客サービスとは何か、そこにいる人たちの立ち振る舞いはどんなものなのか、知ることができます。
このように経験を得て、一流の立ち振る舞いを実際に見ることで、一流に対するリアリティを持つことができるため、現状に満足しなくなります。
その結果として、お金を稼ぐモチベーションが湧くのです。
自分のブランドを作る
自分のブランドを作ることも、良い自己投資です。
「自分のブランドって一体なに?」と感じると思います。簡単に言うと、インターネット上に自分のブログやホームページを持ちましょうということです。
世界には数多くの企業が存在しており、そのどれもが自社の商品を売るために必死です。
しかし、結局は有名企業の商品が売れることが多いですよね。新興企業がどれだけ商品開発に力を入れたとしても、有名企業の商品の安心感、信頼感には勝てないからです。
これは企業だけではなく、個人にも同じことがいえます。ホームページやブログを持ち、自分をブランド化することができれば、それを読んだだけで、どこでどんな活動をしている人なのか一目瞭然ですし、それ自体が自分の実績になります。
就職、転職、事業など、さまざまな場面で役に立つはずなので、必要な知識を得るための学習やデバイスにかかる費用は、惜しまないようにしましょう。
気になった本は迷わず購入する
気になった本は迷わず購入しましょう。自己投資においてはケチってはいけない部分です。
ただ、読書の重要性は誰もが知っていることですので、ここではひとつ注意点を指摘します。
それは、気になった本を購入してしっかりと読んでいる人よりも、なんとなく、とりあえず勉強したいという動機で本を読む人が多いことです。
読書は、自分が分からないことを調べるための、ただのリサーチ作業だと肝に銘じて下さい。なんとなく読書することは、使う時間に対して返ってくる効果が少なく、効率が悪いと言わざるを得ません。
アウトプットしながら、分からないことだけを調べる読書が、効果の高い自己投資になります。ぜひ意識してみて下さい。
新しいツールを使う
新しいツールへの投資は、メリットが大きいです。
なぜなら新しいツールは、可処分時間を増やしてくれるからです。
最近の焼肉屋では七輪に乗せる網が、従来の分厚い鉄の網から、新しい使い捨ての網にシフトしてきているようです。「無駄なコストではないか」と感じましたが、使い捨ての網は1枚20円しかしないそうです。
網を洗うための水道代や洗剤代、洗い物の時間を考えると、使い捨ての網へのシフトは賢い選択に感じました。
私たちの生活の中にも、時間をお金で買うことができるものが増えてきました。
家の中を自動でお掃除してくれるルンバや、改札をタッチするだけで抜けることができる電子マネーなどがそれに当たります。
このような新しいツールを使うことは、時間を増やしてくれる面で効果の高い自己投資といえます。
可能であればレンタルする
可能であればレンタルすることで、自由が生まれるという自己投資に繋がります。
大きな出費への対策として、自宅は買わずに借りて、車も買わずにレンタルした方がいいと言われることがありますが、自己投資の面からも、住む場所や金銭面の自由を得られる点で、レンタルがおすすめです。
永住すると決めて、ローンを組んで建てた家にもかかわらず、隣の家の騒音問題で悩む人や、頻繁には乗らない車の高額な保険料を払っている人は、少なくありません。
少しでも自由で身軽に生活し、どこで何をして暮らすのか、100%自分の意思で決められる状態でいることが楽しい人生に繋がります。
借りるという発想を取り入れることで、自由を手にしましょう。
まとめ
内容をおさらいします。
貯金よりも自己投資にお金を使うべき理由は、どんな投資よりも確実にリターンが見込めるからであり、自己投資に充てるべき金額は、収入の3割が理想で、20代のうちは貯金よりも自己投資を優先しましょう。
具体的なおすすめの自己投資先は、
・一流の経験を得る
・自分のブランドを作る
・気になった本は迷わず購入する
・新しいツールを使う
・可能であればレンタルする
この5つです。
ぜひ皆さんも意識して、自己投資にお金を使ってみてはいかがでしょうか。