お金を貯めるための3つの方法を解説【すぐに実践できます】
将来のために、今からでも少しずつお金を貯めていきたいと考えている人は多いと思います。
老後2000万問題や少子高齢化が進んでいるなかで、老後のためにも今からお金を貯めておくことは大事なことです。
しかし、お金を貯めるには、「収入を増やさないと無理」、「もっと日頃から節約する必要がある」と、考えている人が多いように感じます。
もちろん、間違いではないですが、お金を貯めることで最も大事なことは、大きな支出から見直していくことです。
収入を増やすことは、難しいかもしれませんが、大きな支出を見直してお金を貯めるということは、誰でもすぐに実践することができます。
そこで今回は、お金が貯まらない理由を明確にして、お金を貯めるためにやるべきことを解説していきます。
本記事の内容
・お金が貯まらない理由が分かる
・お金を貯めるためにやるべきことを解説
・欲望に優先順位をつけて支出を減らす方法を解説
なかなかお金を貯めることができず悩んでいる方は、すぐに実践できる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
お金が貯まらない理由
お金が貯まらない人は、以下の理由が考えられます。
・固定費などの大きい支出を見直していない
・無駄な保険に入っている
・収入によって支出の割合を変えている
この3つは、支出の中でも大きい割合なので、ここを見直すことによって大きな支出を減らすことができます。
1つずつ、解説していきます。
固定費などの大きな支出を見直していない
固定費は基本的に毎月支払うもので、家賃や光熱費、保険、税金、携帯代などがあります。
金額がそれほど大きくないものでも、毎月かかるものなので、年間にすると数十万になる場合もあります。
節約することも大事ですが、まずは毎月かかる固定費を見直して、大きな支出を減らしていきましょう。
携帯代や光熱費であれば、すぐに見直すことができます。
携帯代は、大手キャリアの場合、月に約8,000円ほどかかる人が多いのではないでしょうか。スマホはいまの時代に必須ですが、携帯代が高いと悩んでいる人も多いのが現状です。
このように大手キャリアで料金が高く悩んでいる人には、「格安 SIM」にすることをおすすめします。
料金で考えるのであれば、「格安 SIM」に乗り換えることで、毎月5,000円以上の節約になります。
2つ目は、光熱費です。電力会社を乗り換えることで、年間1〜3万円の節約になります。
年間で3万円は少ないと感じる方もいるかもしれませんが、毎日節約を意識して生活することは、大変なことだと思います。
1度光熱費を見直すことで、年間1〜3万円の節約をすることの方が、ストレスが少なく節約することができます。
無駄な保険に入っている
保険は、携帯代や光熱費よりさらに大きな支出となっています。保険を正しく見直すだけで、生涯で数百万円の節約にもなるのです。
保険の中にも、社会保険と民間保険があります。日本は「国民皆保険」なので、社会保険には、全員が入れるようになっています。
この社会保険で足りない分を補うものが、民間保険になります。この民間保険は、自分に必要なものを考えて、最低限のものに入る必要があります。
しかし、この民間保険について、「不安だから入っている」という人が多いです。
そのため、本来は必要のない保険に入ってしまい、「保険料を払っているために貯金ができない」という状況になってしまっているのです。
収入によって支出の割合を変えている
お金を貯めることができない人は、収入に合わせて支出の割合を変えてしまっている特徴があります。
月の給料が30万円の人が、生活費に20万円で毎月3万円を貯金していたとします。
給料アップやボーナスで月に40万円をもらったとすると、生活費を変えなければ、5〜10万円を貯金に回すことができます。
しかし、ここで貯金ができない人は、収入に合わせて、生活費を上げてしまいます。本来なら20万円の生活費で足りていたものを、25万円にして貯金に回す分が変わらないといった状況になってしまいます。
ボーナスなどで、まとまったお金が入ってくれば良いかもしれませんが、お金を貯めることを目的としているのであれば、収入が上がったからといってそこに合わせてお金を使っていては、いつまでもお金を貯めることはできません。
お金を貯めるためにやるべきこと
ここからは、お金を貯めるためにやるべきことを解説していきます。お金を貯めることができない理由を理解したら、貯めるために行動していけるようにしましょう。
固定費を見直す
まずは、すぐに見直せる携帯代と光熱費を見直していきましょう。
携帯代
スマホを「格安 SIM」に乗り換えれば、月額でおよそ5,000円、年間で60,000円の節約が可能になります。
格安SIMにすると、キャリアメールやLINEのID検索ができないといったデメリットもありますが、普通に使っていく分にはほとんど困ることはありません。
それよりも月に5,000円以上節約することができるので、格安SIMに乗り換えることは、お金を貯めるためにも最優先で取り組むべきことです。
もし、現在使っている端末料金を分割で支払っていても、解約した後もそのまま分割で支払い続けることができます。
格安SIMにも色んな種類があるので、自分にあったプランを見つけて契約するようにしましょう。
光熱費
光熱費を安くするには、電力会社を乗り換える必要があります。乗り換える場合は、ネットで簡単に申し込むことができます。
まずは、毎月の電気使用量と金額を確認して、各社の料金を比較します。その中で1番お得な会社に申し込むことで、今より光熱費を安くすることができます。
少し手間がかかり、面倒に思ってしまうかもしれませんが、1度契約すれば後は何もしなくて良いので、光熱費の見直しもお金を貯めるためには必要になります。
公的保険を理解して無駄な保険を解約する
保険は固定費の中でも、金額が大きいものになります。本来は必要のない保険に入ってしまい、そのまま高い保険料を払い続けるのは非常にもったいないです。
そのためにも、公的保険をしっかりと理解して、必要のない民間保険は解約する必要があります。
会社員の方であれば、毎月給料から社会保険料が天引きされていると思います。日本では、この社会保険が多くのリスクをカバーしてくれる素晴らしい保険になっています。
病気やケガのリスクや失業、障害といったさまざまなリスクをカバーしてくれます。
例として、社会保険の1つに健康保険ががあります。健康保険に加入していれば、病気やケガの際に窓口で負担する治療費は原則3割になります。
さらに、健康保険には「高額療養費制度」というものがあります。これは、医療費の自己負担額が高額になった場合、自己負担額を超えた分が払い戻されるといった制度になります。
自己負担限度額は、年齢や収入水準によって決まります。70歳未満で年収500万円以下の方であれば、総医療費が100万円の場合でも自己負担限度額は、約8.7万円になります。
このように、健康保険の仕組みや制度を理解していれば、必要のない医療保険に加入する意味はありません。
社会保険を理解して、必要のないと判断した民間保険を解約すれば、その分を貯金にまわすことができます。
毎月の収入の1割を貯金する
お金が貯まらない理由の部分で、収入によって支出を変えてしまっていると説明しました。お金が増えたら、その分好きなことに使いたくなる気持ちは分かりますが、お金を貯めるという目標からは遠のいてしまいます。
そこで、お金を貯めるために、「毎月の収入の1割を貯金する」というルールを決めます。簡単に思うかもしれませんが、ここで大事なことは、給料が入ったらすぐにその1割を貯金用の口座に移し、使わないようにすることです。
もし、お金を移さずに普段使っている口座や手元に置いておくと、使ってしまう可能性があるからです。
給料が手取りで30万円の人は、3万円をすぐに貯金用の口座に入れて、残りの27万円を生活費や好きなことに使っていくようにしましょう。
欲望に優先順位をつければ支出が減らせる
お金を貯めれない人は、「欲望に優先順位つける」ということが、できていない可能性があります。
例として、スポーツジムに通う、週に2回以上は外食をする、月に1度美容院に行くなど自分の好きなことにお金を使うことがあると思います。
そこで、この3つの優先順位を考えた時に、「週に2回以上は外食をする」ということが、優先順位で3番目の場合は、週に2回外食をしなくてもそれほどストレスはかからないはずです。
このように、自分の好きなことに優先順位をつけた時に順位の低いものは、本当はあまり必要のないことかもしれないので、それをなくすことによって、節約することができます。
まとめ
今回は、お金が貯まらない理由やお金を貯めるためにやるべきことを解説してきました。
今すぐに収入を増やすことは難しいですが、固定費を見直すことで大きな支出をなくすことができます。
・固定費を見直す
・無駄な保険には入らない
・収入の1割を貯金する
この3つはすぐに取り組むことができて、お金を貯めるには必ず必要なことなので、今回説明した内容をぜひ参考にしてください。