食費を節約する4つのポイント!節約につながる買い物の仕方・食材の保存の仕方を詳しく解説!

2021年7月29日

変動費の中で大きな割合を占める食費。

毎日のちょっとしたコンビニでのお買い物や必要ないのに買ってしまった食材などありますよね。

食費を減らそう!と考えた際に、1か月1万円に食費をおさえる!という目標を設定してしまうと生活の一部に取り入れての継続はしにくくなります。

今回は、食費を継続して節約する方法ご紹介します。

紹介する方法は、学生さんでも主婦の方でも誰でもマネできる方法ですので、ぜひ参考にして習慣として生活の一部に取り入れてみてください。

毎日の数百円の違いが、1年で大きな差をうみます。

食費節約を始める前に、自分の食費を把握しよう

節約を始める前に自分の1か月の食費を確認してみてください。

すぐに分かる人は、優秀です。

把握できてない方は、食費を管理できる方法をご紹介しますので、確認してみてください。

1か月の食費を把握 

食費を把握するには、家計簿アプリを使用するのがおすすめです。

レシートを1か月分ためてから、エクセルや家計簿ノートに記載していくという作業は、好きな人は良いですが、大半の人が継続できていません。

家計簿アプリなら、レシートを撮影するだけで、記録できるものや銀行口座、クレジットカードなどをまとめて管理できる優れたアプリもあります。

1か月続けることで、食費でも、外食費にいくら使っているのか、お菓子やお酒などの嗜好品にいくら使っているのかなど、項目ごとに可視化して確認することができます

1か月の食費を把握することで、節約意識も高まりますし、無駄に使っている項目、必要な項目も確認することができます

レシートを撮るだけでも、急いている時に携帯を出して撮影したくないという人は多いと思います。

おすすめは、1週間レシートをためてから撮影して管理する方法です。

レシート捨てないで取って置くだけですので、簡単にできます。すぐにレシート捨てる習慣を持っている人は、まずはレシートを捨てないようにしてみてください。

食費の1か月の平均は?

世帯人数別平均食費とエンゲル係数に関してご説明しますので、自分の食費は高いのか低いのかを確認してみてください。

世帯人数別の食費の平均は?

1ヵ月あたりの総世帯数での食費の平均は、総務省統計局で調査によると、75,258円です。その内、自炊に62,532円、外食費に12,726円に使っているようです。

世帯の人数別で確認していきましょう。

「単身世帯」約40,000円

「2人世帯」約66,000円

「3人世帯」約77,000円

「4人世帯」約83,000円

「5人世帯」約91,000円

自分の食費は平均と比べてどうでしたか?

もし、安ければ節約上手ですし、高ければ、この後ご紹介する節約方法を試してみてください。

また、食費が平均より安い場合でも、ご紹介する節約方法が参考になるかもしれません。

ぜひ最後まで確認して頂ければと思います。

収入に対してのエンゲル係数

エンゲル係数という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

エンゲル係数とは、支出全体に対して、食費の支出の割合をしめす数値のことです。

支出には、購入したものだけでなく、家賃や光熱費なども含まれます。

エンゲル係数の求める計算式は、

「エンゲル係数=食費÷消費支出×100」の計算式で求めることができます。

エンゲル係数の平均値は、25パーセントなので、全体の支出に対して食費が4分の1なら

問題ないということになります。

エンゲル係数の平均値は、世帯人数によって25パーセントを上回ることもあるので、総務省統計局での調査結果による平均値をお伝えします。

「2人世帯」約26パーセント

「3人世帯」約25パーセント

「4人世帯」約25パーセント

「5人世帯」約27パーセント

食費が高くなってしまう家庭の特徴

食費をおさえたいと思っていても、気づいたら毎月食費にお金を使いすぎてしまう。

そんなに贅沢はしていないのに、なんでこんなにお金がかかってしまうのか、不思議に思ってる人もいるのではないでしょうか?

食費がついつい高くなってしまうご家庭の特徴をご紹介します。

自分が当てはまっていないか確認してみてください。

仕事が忙しく外食やコンビニ商品を多く利用

毎月の食費が高くなってしまっているご家庭は、外食やコンビニ利用の数が多い傾向にあります。

毎日忙しく生活している人は、自炊する時間がなく、気軽においしいものを食べられる外食やお弁当に頼ってしまいがちです。

自炊であれば、一食500円以内におさえることは十分可能です。

しかし、外食になってしまうと、1,000円を普通に超えてしまいますし、デザートなど追加で頼むと更に金額が高くなってしまいます。

1食ですと数百円の違いですが、毎日3回の食事に関わるお金なので、1か月で計算すると、大きな差がでてきます。

食費が高くなるので、今日から全く外食をしない!などと決める必要はありません。

自分へのご褒美も必要ですし、苦しくなる節約は継続しません。

外食やコンビニに頼っていた数を半分に減らしてみるなど、少しずつ自炊を利用するように試してみてください。

会社の人や友人などのお付き合い費

食費が多い人ですと、このお付き合い費に多くの割合を取ってる人も多いです。

会社の同僚や友人などと外食に行く機会の方が、1人で外食に行くより多いのではないでしょうか?

お付き合い費は必要経費だと思います。

会社での円滑な仕事をする為にも、また、友人と話すことでストレス発散することができれば、それは自分にとって必要な出費です。

ですが、自分にとって何もメリットがない、ただ疲れるだけのお付き合いであれば、行く必要はないと思います。

また、自分にとって必要な場合だとしても、お付き合い費がかかりすぎるようであれば、見直す必要があります。

こちらも、完全になくすのではなく、徐々に数を減らしていくことをおすすめします。

全くなくすことによってストレスが溜まってしまっては、逆効果です。

自分の無理なくできる範囲で試してみてください。

食費を節約する為の方法

食費を節約する為の具体的方法についてご紹介します。

冷蔵庫の中身を把握 賞味期限切れの食材をなくす方法

冷蔵庫に賞味期限が切れた食品がありませんか?

冷蔵庫の中身を把握することで、食材を無駄に捨てることを防ぎ、食費を節約することができます。

把握するやり方で一番簡単なのがアプリを使用することです。

わざわざ冷蔵庫を開けて賞味期限を確認しなくても、アプリで管理しておくだけで、賞味期限がいつの間に過ぎてしまうことがなくなります。

また、冷蔵庫にある食材で作れるレシピを紹介してくれるアプリもありますので、賞味期限が切れる前に、食材を消費することができます。

アプリを使わない場合は、賞味期限が切れそうな食材を冷蔵庫の手前に置いて置くだけでも、冷蔵庫を開けた時に目について気付けるので、無駄にするのを防ぎやすくなります。

賞味期限が早いものは、最初から手前に置いて置くのもいいと思います。

無駄にする食材を減らす 冷凍保存の仕方

忙しい毎日に、あっという間に食材が腐ってしまうなんて人も多いのではないでしょうか。

食材を無駄にしない方法として、冷凍保存の方法を紹介します。

毎日自炊するのは、めんどうですが、週末にまとめておかずを作って置き、冷凍保存しておけば、平日は解凍するだけで完了です。

肉に下味をつけて冷凍保存しておいたり、煮込みおかずを冷凍保存、ハンバーグを冷凍保存しておくなど、常温で保存ではなく2日~3日しか持たないものも、冷凍保存なら1ヵ月近く長持ちすることもできます。

また、野菜をカットして冷凍保存しておくと、調理する時にカットされたものを入れるだけなので、料理の時短にもなります。

野菜もそのままより、冷凍保存した方が長持ちしますので、もし、1人暮らしなどで、食材を余らしてしまうことが多い場合は、買ったその日に、冷凍保存することをおすすめします。

買い物リスト作成 

買い物リストを作成すると、買い物時にいらない物を買うことがなくなり、必要なものだけをまとめて買うことができます。

また、買い忘れたということを防げますので、何回も行く手間も減らすことができます。

買い物リストは、お店でも気軽にメモを確認することができるアプリが活用しやすいです。

家族で共有できるアプリもありますので、おつかいを頼むときにも便利です。

写真を添付したり、メモ書きができるものなど、幅広くありますので、自分にあったものを選択して活用してみてください。

キャッシュレス決済を利用 ポイント付与

食費の支払いは、キャッシュレス決済がおすすめです。

キャッシュレス決済には、クレジットカード、スマホ決済、デビットカード、電子マネーなどがあります。

なぜ現金ではなくキャッシュレス決済が良いのかというと、ポイントが付与されるからです。

PayPayやメルペイなどでは、期間限定のキャンペーンを実施しており、お得なクーポンや大幅な割引を利用することもできます。

また、各種カードでの支払いであれば、web上で支払い日と支払金額、利用店舗などが記録されている為、レシートより全体の支払い明細を確認しやすくなります。

まとめ

毎日の食費の無駄をなくし、自炊を上手く活用するだけで、年間の食費を大きく減らすことができます。まずは、ストレスになるような目標金額を設定するのではなく、自分にできる範囲の節約方法でいいんです。

小さいことでも習慣にすることで、継続的に食費の無駄を防ぐことができます。

ぜひ、楽しみながら試してみてください。