Webライティングとは|収入目安・仕事内容【副業】

2021年4月25日

お金を稼ぐために、副業を始めたい人は多いと思います。

経済的自由な状態に少しでも早く近づくために、副業で稼ぐということは大切です。副業にはたくさんの種類がありますが、その一つに「Webライティング」があります。

在宅でできる副業と聞いて、Webライティングを思い浮かべる人も多いと思います。

しかし、「聞いたことはあるけれど、どんな仕事なのかはよく知らない」という人も

たくさんいるはずです。

そこで今回は、Webライティングとはどんな仕事なのかを解説していきます。

Webライティングに興味はあるけれど、どんな仕事か分からない…と疑問に思っている人は、

この記事を見てぜひ参考にしてください。

収入目安

収入は、記事(文字)の単価 × 記事(文字)数 で決まります。

一般的なアルバイトだと時給で収入が決まりますが、副業でWebライティングを行う場合は、そのほとんどが時給制ではなく成果報酬制です。

時給制だと、1時間900円、というように働いた時間の分だけが収入になります。対して、成果報酬の場合は、1記事3000円、1文字1円、というように納品した記事の分だけ収入になります

それではここで、クラウドソーシングサイトで実際に募集されている案件から収入目安を計算してみましょう。

クラウドソーシングサイトで募集されている案件の例

恋愛に関連する記事のライターさん募集

文字単価 0.5円

1記事あたりの文字数 3000文字

記事数 20記事

この案件の場合、

0.5円×3000文字=1500円

1500円×20記事=30000円

となります。

20記事書いたら3万円の収入です。

1記事1500円の記事を1ヶ月で20記事書けば、月収は3万円ということになります。

ちなみに、例えばこの記事1記事を1時間で書いたら時給換算すると1500円、2時間かかったなら時給換算750円です。執筆スピードが上がれば上がるほど時給は高くなります

また、もしこの記事の文字単価が1文字1円だった場合、収入は倍になります。1記事書いたら3000円、20記事なら6万円です。

次に、実例で収入目安を見てみましょう。

実例 

Aさん 休日に4記事書いて、始めて1ヶ月で1万円

Bさん 1ヶ月で1記事書いて1100円。

    その後7ヶ月間、毎月コツコツ記事を書き続け、月収20万円。

Cさん 3ヶ月で月収40万円。2年間毎月月収30〜40万円で安定。

書けばすぐに収入につながります。半年くらい続けたら、10万円以上も目指せます。

しかし、本業をしながらの限られた時間で稼ぐためには、単価の高い案件をこなす執筆スピードを上げる、ということが必要になってきます。

また、初めは文字単価で引き受けることが多く、文字単価の相場は

・スキル不要、初心者歓迎 0.1~1円

・スキルが多少必要 1~3円

・スキルが必要 3円~

という感じです。

スキルが必要な記事ほど、高単価になることが多いです。ですので、スキルを磨くことも稼ぐことにつながります

スキルが必要な記事は、

・金融、医療、不動産、など、専門的な知識が必要な分野

・SEOを意識した記事

(SEO=検索エンジンで検索したらその記事が上位に表示されるようにすること。

 専門的な知識とスキルが必要です。)

などです。

仕事内容

Webライターの仕事は、主にWeb上の記事を書くことです。

Web上の記事とは、雑誌や新聞などの紙媒体に対して、

・企業のウェブサイトに掲載するコラム記事

・ネット広告の文章

・ECサイトに掲載する商品の説明文

などのことです。

もう少し詳しく説明すると、ライターは記事を書いて読み手に情報を伝えることが仕事です。

自分が書きたいことではなく、読者を満足させる記事を書くことが大事です。

例えば読者は「悩みや困りごとを解決したい」ときに、記事を検索します。

記事を読んで悩みが解決したら、読者は満足します。

このように、「読者を満足させる記事を書く」ことが仕事の本質です。

仕事としてライティングをする以上は、好きなことだけを好きなように書けばいいわけではないのです。

また、「クライアントの言いたいことを汲み取って文章にする」ということも必要です。

時には、自分が全然詳しくないジャンルの記事を書くこともあります。そんな時は、いきなりは書けないので情報収集から始まります。

Webライターの仕事内容は、ただ文章を書くだけではなく、

正確な情報を集めて、まとめるそして読みやすい文章で書く

読者やクライアントを満足させる文章を書く

ということです。

では次に、仕事の始め方を確認しましょう。  

初心者のWebライティングの始め方

⒈ライティングの勉強をする(本2冊くらい読めばオッケーです)

⒉ブログを書く

⒊クラウドソーシングサイトに登録して案件をこなす

⒈ライティングの勉強をする

スキルや知識はなくても始めることは出来ますが、副業としてしっかり稼いでいきたい、と思う人は、遅かれ早かれライティングの勉強は必要になってきます。

自分が読めそうな本を探して2冊ほど読んでみましょう。

おすすめの本

『沈黙のWebライティング〜Webマーケッター ボーンの激闘〜』 松尾 茂起 著

SEOを意識したWebライティングの基礎が学べます。本気でWebライティングに取り組むなら、ぜひ読んでおきましょう。漫画的な要素も入っていて初心者でも読みやすいです。

『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』

 唐木 元(からき げん) 著

Webライティングに限らず、文章を書く全ての人におすすめしたい1冊。「書けない」から「書ける」へ。初心者でも分かりやすく文章の基礎を学べます。

他にもたくさんの本があります。

ブログやnoteでもたくさんのWebライターが情報を公開しており、無料で学ぶことも出来ます。自分に合った方法でスキルを磨いていきましょう。

⒉ブログを書く

ライティングの練習にもなるし、実績として武器にもなります。余裕があればチャレンジしてみましょう。 

メリットは

・SEOを意識しながら書くと、そのスキルがアップする

・発信力が付き、仕事につながることもある

・読み手に伝わる文章を書く力が上がる

・執筆スピードが上がる

・運営側の気持ちがわかるので、

 よりクライアントの気持ちに寄り添って記事が書けるようになる

などです。

そして、案件に応募する際に実績として提示できることです。

初心者のうちはなかなか高単価の案件が取れないものですが、ブログがあればそれを実績として提示することができるので、応募する際の武器になります。

書きたいジャンルや受注したい記事のジャンルが決まっている場合は、そのジャンルに絞って30記事ほど書いたものを応募時に提示すると、案件を受注できる可能性が高まります。

⒊クラウドソーシングサイトに登録して案件をこなす

まず、クラウドソーシングサイトに登録します。

プロフィールを編集して、案件を検索します。

プロフィールはなるべく詳しく書きましょう

案件には大きく分けて2種類あります。

・タスク形式 誰でもそのお仕事を引き受けることができる。

・プロジェクト形式 応募して、クライアントから選ばれた人だけお仕事ができる。

タスク形式は単価が低いですが、誰でもお仕事を始められるので、最初はここでライティングの感覚を掴んでも良いです。

次に、プロジェクト案件に応募します。

とにかく応募してみましょう

初心者で実績がないうちは、とにかく応募して、受注できたらラッキーくらいの気持ちでトライしましょう。その方が、「なかなか受注できない」と無駄に心が折れずに済みます。

専門的な知識や本業でやっていることが活かせそうなジャンルがある場合は、そういったテーマのものを選ぶと書きやすいです。

慣れてきたら、高単価の案件にも挑戦してみましょう。

必要スキル

必要なスキルは特にありません。あえて言うなら情報収集力、文章力くらいでしょうか。

パソコン1台あれば、誰でもできます。

しかし、初心者の段階でいきなり稼げるわけではありません

最初は「未経験、初心者OK」の案件をこなすことになりますが、単価が低く、文字単価0.1円ということも珍しくありません。

ハードルが低く挑戦しやすいですし、クライアントからのフィードバックももらえるためライティングの勉強にもなりますので、初めはここからスタートしましょう。

しかし、稼ぐためには単価を上げることも大切です。

そのため、案件をこなしながらスキルを磨いて単価を上げる努力は必要です。

良い点

・ジャンルが多く、誰でもすぐに始められる案件がたくさんあります。

・在宅で、スキルがなくてもできるので、未経験でも挑戦しやすいです。

・特別なスキルがなくても努力次第で売り上げが伸ばせる業種です。

・パソコン1台あればいつでもどこでもできるので、本業の隙間時間に仕事を進めることができます

注意点

・文章を考える→入力する を繰り返すので頭を使っている時間が長く、人によっては疲弊しやすいかもしれません。

自己管理と業務スケジュール組をしっかり行うことが必要です。目標金額と受注案件の納期から逆算して「いつまでにどこまでやるのか」スケジュール組をすることが大切です。

・自分の好きなことだけでなく、いろいろなジャンルを調べながら執筆することもあります。知らないことでも調べて書く根気が必要です。

向いている人

・様々なジャンルのことに興味がある人。

情報収集やそれらをまとめることが好きな人。

・特別なスキルはないが、今すぐ副業に挑戦したい人。

まとめ

今回は、副業の一つである「Webライティング」とは何かについて解説してきました。

Webライティングは、今すぐ誰でも始められてやればやるだけ報酬につながることが魅力です。

情報収集やそれらをまとめること、文章を書くことが好きな人専門的な知識を持っている人には、特にぴったりの副業です。

今何もスキルや知識がない人でも、努力次第で着実に売り上げを伸ばしていけます

初期コストもかからず、ノーリスクで挑戦できます。

今回説明した内容をぜひ参考にして、副業に挑戦してみましょう。