IPO投資とは?初心者はネオモバイル証券「ひとかぶIPO」がおすすめ

2021年4月25日

IPO投資は、未上場企業の株式に投資をする投資スタイルのことです。未上場株式は、証券取引所に上場するだけで株価が上昇することも多く、比較的簡単にキャピタルゲインを獲得できるメリットがあります。

一方で、通常のIPO投資では100株単位からの購入を余儀なくされるため、どうしても投資費用がかかってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、ネオモバイル証券が提供する「ひとかぶIPO」サービスです。「ひとかぶIPO」を利用すれば、1株単位でIPO銘柄を購入できるので、投資資金を抑えることができます。

今回の記事では、IPO投資のメリット・デメリットを簡単にお伝えしたあと、IPO投資におすすめのネット証券として「ネオモバイル証券」をご紹介しています。IPO投資に興味がある方は、ぜひお付き合い下さい。

 IPO投資とは?概要とメリット・デメリットをおさらい

ネオモバイル証券の「ひとかぶIPO」をご紹介する前に、簡単にIPO投資についておさらいしたいと思います。「IPO投資ってなに?」という方は、こちらで詳しく説明しているので参考にして下さい。(→https://money.lect1.com/a/385

IPO投資の概要

IPOは「Initial Public Offering」の頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「未上場企業が取引所に上場すること」を意味します。つまり、IPO投資は上場前の株式に投資をする投資スタイルのことです。

IPO投資というと、投資家のメリットばかりが注目されがちですが、じつは企業側にも大きなメリットがあります。それは、資金を調達できることです。IPOによって、企業は不特定多数の投資家から資金調達が可能で、豊富な運転資金を得られる可能性があります。金融機関からの融資とは違い、IPOで集めた資金は返済義務がありません。そのため企業側にしてみると、リスクを抑えつつ集金できる手段がIPOなのです。

IPO投資のメリット・デメリット

IPO投資の最大のメリットは、「キャピタルゲインが狙いやすい」ことです。

上場前のIPO株は、少し特殊な方法で値段が設定されます。公募価格という値段が設定され、その価格で投資家は株を購入するのです。そして企業が新規上場すると、初値がつけられるわけですが、この初値が公募価格を上回るケースが多々見られるのです。つまり、IPO株を購入した時点で、プラス利益が確定されることも多いということです。

誰でも簡単に利益を得られる可能性があるため、IPO投資は投資初心者にもおすすめされる投資手法なのです。

対して、IPO投資のデメリットとしては、「抽選に当たる必要がある」ことと「比較的まとまった資金が必要」の2点があります。

IPO投資では、各証券会社によって当選と落選が決定されますが、その当選確率は決して高くありません。IPO銘柄自体の少なさもさることながら、IPO投資は個人投資家からの人気も高いため、当たらないこともザラです。証券会社が当選確率を公表することはないので、あくまで推測ですが、確率的には1%ほどと言われています。「当たったらラッキー!」くらいのスタンスの方が良いかと思います。

また、「まとまった資金が必要」なこともIPO投資の大きなデメリットになります。具体的な必要資金は、銘柄や証券会社によって異なりますが、比較的多くの資金が必要とされます。通常の国内株式と同様、買い付けにあたっては最小単元数が設定されています。通常、100株単位からの購入が必要なため、投資額もかさんでしまうのです。

投資家によっては、当選確率を上げるために、同時に複数のIPO銘柄を申し込むこともあるでしょう。銘柄数が増えれば当然必要資金も増えるので、場合によっては数百万円単位の投資資金が必要になるのです。

「ひとかぶIPO」がおすすめの理由

ひとかぶIPOは、ネット証券「ネオモバイル証券」が提供するIPO投資サービスです。「ひとかぶ」という名称のとおり、単元未満の1株単位でIPO銘柄を購入できます。ここでは、「ひとかぶIPO」の特徴について、いくつかのポイントから解説したいと思います。

1株単位でIPO投資ができる

IPO投資のデメリットにおいて、「まとまった資金が必要」という話をしました。通常のIPO投資では、最低100株からの購入になるため、どうしても投資資金がかさみやすいデメリットがあったと思います。いくらIPO投資が儲けやすくても、数十万から数百万円の資金を要するのでは、投資初心者には敷居が高いと思われます。

一方、「ひとかぶIPO」を利用すればこのデメリットを解消できます。「ひとかぶIPO」では、1株から99株までの1株単位でIPO銘柄を申込むことができます。そのため、少額の資金からIPO銘柄に応募することが可能です。また、抽選確率を上げるために、複数のIPO銘柄に応募する際にも「ひとかぶIPO」は有用といえるでしょう。

IPO銘柄への応募チャンスが豊富

ネオモバイル証券の出資会社は、ネット証券業界大手のSBI証券です。SBI証券の取り扱うIPO銘柄数は業界でもトップクラスに多いので、必然的にネオモバイル証券のIPO銘柄数も多くあります。

当選するかしないか分からないIPO投資において、当選確率を上げるために大切なことは「応募数を増やす」ことに尽きます。IPO投資に向き不向きのネット証券がある中、ネオモバイル証券はIPO投資にピッタリな証券会社と言えるでしょう。

IPO銘柄の抽選方法が2種類もある

「ひとかぶIPO」の抽選方法は大きく2種類あります。すなわち、「優遇抽選」と「完全抽選」の2つです。

優遇抽選とは、ある条件を満たした投資家の抽選確率がアップするものです。例えば、ネオモバイル証券での取引状況が長い投資家ほど当選確率がアップする「取引継続優遇」や、若い投資家の当選確率がアップする「若年優遇」、FX口座を持っていると当選確率が上がる「FX取引口座優遇」などの抽選方法があります。ご自身にマッチした条件がある場合は、優遇抽選を利用してIPO投資をしましょう。

一方の完全抽選とは、全員が公平な抽選方法です。優遇抽選に条件が合致しない時は、完全抽選からの応募が必要です。

申込みがラクラクできる

「ひとかぶIPO」のIPO申込はとても簡単です。

「ひとかぶIPO」の申込みはたったの3ステップで完了します。すなわち、1.IPOの発行価格を確認して、2.購入希望株数を入力したら、3.IPOの当選結果を待つだけです。

「ひとかぶIPO」は、ネオモバイル証券が購入したIPO銘柄を、個人投資家に分配する形をとっています。そのため、通常の申込期間が終了したあとに、購入の申込をするシステムなっています。なので、IPOへの申込が簡単なのですね。

「ひとかぶIPO」のデメリット

ここまで、「ひとかぶIPO」のメリットをお伝えしてきましたが、実際に始める前にはいくつか注意すべきポイントがあります。具体的なデメリットは、以下に列挙する通りです。

Tポイントを使えない

ネオモバイル証券の特徴の一つに「Tポイントとの連携」がありますが、残念ながら「ひとかぶIPO」においては、Tポイントを使った投資ができません。

100株未満しか申し込めない

「ひとかぶIPO」では1株単位で申し込める点が最大のメリットでしたが、最高申込数は99株までと制限があります。そのため、100株以上を購入したい場合は、他の証券会社を介して申し込む必要があります。あくまでも「ひとかぶIPO」は、少額からIPO投資をしたい方に向けたサービスということです。

初値の売却が不可能

「ひとかぶIPO」で購入した銘柄を売却できるのは、上場日の翌営業日以降です。そのため、初値での売却は出来ませんので、初値と公募価格の差を利用したキャピタルゲインを狙う手法には向いておりません。

まとめ:IPO投資は初心者にもおすすめ。ひとかぶIPO利用で資金不足も解決

今回の記事では、IPO投資の概要やメリット、デメリットについてお伝えしました。IPO投資は当選さえしてしまえば、キャピタルゲインを狙いやすい投資手法の一つです。加えて、その企業の成長性が見込める場合は、初値以降も株価が上昇する可能性を秘めています。そのため、数ある投資スタイルのなかでも、初心者が取り組みやすい投資と言うことが出来ます。

一方、通常のIPO投資では、単元未満株を購入することが出来ないため、投資費用がかかりやすいことが最大の問題です。しかし、ネオモバイル証券の「ひとかぶIPO」を利用すれば、単元未満の1株からIPO投資に応募が可能です。しかも、1銘柄の投資資金を抑えることができれば、複数のIPO銘柄に投資して、当選確率を上げることも可能になるのです。

単元未満でIPO投資が可能なネット証券は、ネオモバイル証券を除いてあまりありません。IPO投資にチャレンジしたいけれど、投資資金が少ないことにお悩みの方や、投資の初心者であれば、「ひとかぶIPO」を利用して、お手軽にIPO投資を始めてはいかがでしょうか。