PayPay証券でお試し投資!初心者おすすめのメリットと注意点を解説

2021年7月28日

「PayPay証券」は、2021年に新しく誕生したネット証券なので、聞き慣れない方も多いと思います。それまでは「One tap Buy」という名称でサービスを提供していました。

PayPay証券は、「ワンタップ」で株取引ができることや、1,000円から投資がスタートできるなど、初心者でも投資を始めやすい環境が整っています。また、スマホ証券の先駆けとして「スマホに特化したUI」も非常に使いやすく、ユーザーに人気の秘訣になっています。また、お得なキャンペーンを随時開催しており、上手に利用すればキャッシュバックを受けつつ、投資を始めることも可能です。

一方、「取扱銘柄は少なめ」「入出金ごとに手数料が必要」などのデメリットがあることも事実です。そのためPayPay証券は、「これからガッツリ投資で稼ごう!」といよりも、「お試し感覚で始めたいな」という方に向いたネット証券と言うことができます。

この記事では、PayPay証券が人気の理由を、特に初心者の目線から解説したいと思います。読んでいただければ、きっと「PayPay証券で少し取引してみようかな」と、投資への興味が強くなると思いますよ。

PayPay証券の概要

PayPay証券は、2016年サービス開始の「日本初のスマートフォン証券」です。もともとは「One tap BUY」という名称のサービスでしたが、2021年より「PayPay証券」へと名前が変わりました。

PayPay証券の一番の特徴は、「誰でも手軽に株式投資をおこなえる」という方針に則ってサービスを提供していることにあります。「One tap」という名前のとおり、タップ1回で簡単に株式を買付できる手軽さが最大の魅力です。このお手軽さから、特に若年層の投資家からの支持が厚く、「PayPay証券で投資家デビュー」というユーザーも多いようです。

また、最低投資金額は1,000円に設定されており、「ちょっと投資を始めてみようかな」というライトユーザーにはピッタリなスマホ証券です。「1,000円から投資可能」という点については、あとで詳しく解説したいと思います。

運営会社であるPayPay証券株式会社は、あのソフトバンクグループの子会社です。最先端のIT企業として、その技術力を生かした高い品質のサービスを提供してくれます。また、IT企業が運営元ということで、デジタル保護技術が高いこともポイントです。証券サービスでは、金融情報や個人情報を多く取り扱うので、セキュリティ対策は必須になるからです。安心して株式サービスを受けられるのはありがたいですね。

PayPay証券は「お試し投資」に最適

PayPay証券は「すこし投資でも始めてみようかな」という、ライトユーザーにおすすめのスマホ証券です。ここでは、PayPay証券が「お試し投資」に最適な理由を、5つのポイントからお伝えしたいと思います。

1,000円からの少額投資が可能

LINE証券の記事でもお話したことがありますが(→LINE証券の記事へリンク)、普通、株式を購入するときには「最小単元数」が決まっています。日本株の場合ですと、100株からの購入が基本になるので、例えば「トヨタ自動車」の株取引を始めたければ、8,145円×100株=814,500円もの金額が初期資金として必要になります。(2021年3月12日時点)

その点、PayPay証券では、「1,000円から取引を始める」事が可能です。あらかじめPayPay証券株式会社が規定数の株式を買い付け、それを投資家たちに分配するシステムをとっているため、1,000円からの取引が可能になっているのです。

この「1,000円から」という値段設定が絶妙で、手の届かない金額でなく、かつ損益を実感しやすい金額設定のため、「株取引をしてるんだ!」という気分を味わうことができるのです。

シンプルなスマホアプリ

PayPay証券はスマホ証券の先駆けとして、スマホアプリのUI開発にも力を注いでいます。スマホ1つで簡単に取引ができ、不便性もほとんど感じません。いつでも気軽に株取引ができることで、初心者の投資への敷居もグッと低くなると思われます。

購入した銘柄やお気に入りの銘柄は、登録さえしておけばすぐに確認することも可能です。気になる損益も簡単にチェックすることができますよ。

銘柄は厳選された270銘柄から選択可能

投資知識が浅い段階で一番困るのが、「どの株を買えばいいの?」という問題です。通常のネット証券だと、何千という銘柄の中から「買い」の銘柄を見つけなければいけません。

一方PayPay証券の取扱銘柄数は約270銘柄と、一般的なネット証券と比べても少なめです。投資のプロであれば、取扱銘柄数が少ないことはデメリットになりますが、初心者の場合はかえってメリットになります。

PayPay証券株式会社も、テキトーに270銘柄を集めたわけではありません。むしろ、「メルカリ」や「トヨタ自動車」など、誰でも聞いたことのある有名企業の銘柄ばかりを厳選してくれています。これは日本株だけでなく、米国株においても言えることなので、投資の知識が乏しくても安心して株式を購入することができますよ。

随時、お得なキャンペーンを開催

PayPay証券では、定期的にお得なキャンペーンを開催しており、キャッシュバックを受け取れるなどのチャンスが多々あります。

例えば2021年3月13日執筆時点では、「PayPay証券誕生記念キャンペーン」を開催中です。キャンペーン内容としては、キャンペーンコードを入力の上、新規に口座開設を申し込んで、無事に開設完了するだけで、抽選で5,000円分のプレゼントを受け取れるものです。

いずれのキャンペーンも期間限定ですが、常時何かしらのキャンペーンを開催しているので、気になる方は定期的にPayPay証券公式HPをチェックしてみて下さい。気に入ったキャンペーンの開催に合わせて、口座開設をするのもありですね。

マンガでわかる投資知識

ほとんどのネット証券では、ユーザーに向けて投資教育コンテンツを提供してくれていますが、PayPay証券の場合は、これを「漫画」で教えてくれます。

企業のこれまでの沿革や金融における基礎知識まで、幅広いテーマを「漫画」で提供してくれるので、気軽に勉強できるのは嬉しいですね。投資の勉強と聞くと、どうしても尻込みしがちですが、その心理をよくわかっています。さすがソフトバンクグループですね。

PayPay証券の注意点

数々のメリットがあるPayPay証券ですが、実際に始める前に確認しておくべき注意点が3つほどあります。

スプレッドがかかる

「スプレッド」とは、取引価格に上乗せされる手数料のことです。具体的な金額は公式HPに載っているため割愛しますが、アプリでの取引価格には、このスプレッドを加味した価格が掲載されています。つまり、アプリに表示されている値段そのままで取引ができるので、安心してご利用ください。

入出金に手数料が必要

PayPay証券では、証券口座への入出金の際に手数料がかかってしまいます。他のネット証券の場合、例えば楽天証券であれば、「楽天銀行⇔楽天証券」間の入出金は無料かつ自動でおこなえるため、少し損に感じてしまいます。

PayPay証券での入出金手数料を少しでも抑えたければ、「みずほ銀行」を利用すると割安になります。手数料が気になる方は「みずほ銀行」を利用してもよいかもしれません。

取扱銘柄は少なめ

先ほども出てきましたが、PayPay証券の取扱銘柄数は約270銘柄と、一般的なネット証券よりも少なめです。これは、自分で銘柄選定ができるか否かによって、メリットにもデメリットにも転ぶことだと思います。

銘柄数は少なくても、その内容はいずれも有名企業ばかりなので、安心して投資してくださいね。

まとめ:PayPay証券は「お試し」で投資をしたい初心者へおすすめ!

いかがでしたでしょうか?本記事を通して、PayPay証券が「初心者におすすめされるスマホ証券」と言われる理由が垣間見えたかと思います。

PayPay証券は、スマホ証券の先駆けとして、スマホ投資をする上で便利な数々の機能をうちだしてきました。1,000円からの少額投資はその最たるもので、「身銭を切って投資で稼ぐ」ことを肌を持って実感できると思います。「100円投資」や「ポイント投資」を売りにするネット証券は多いですが、いずれも投資の損益を感じにくいデメリットがあります。初心者にとって、1,000円からの値段設定は丁度よい金額ではないでしょうか。

また、スマホですべての取引を完結できるのは嬉しいですよね。株取引のためだけにパソコンを立ち上げるのは面倒ですし、ましてや実店舗の証券会社に足を運ぶことは、初心者にとって敷居が高すぎると思います。「スマホでの作業のついでに株もチェック」というライトな感覚で、投資に取り組んでみてはいかがでしょうか。

もちろんPayPay証券も万能ではないのでデメリットも存在します。しかし、それを補って余りある便利なスマホ証券であることも事実です。「お試し感覚で」投資を始めたい方は、この機会にPayPay証券を利用してみてはいかがでしょうか。