家計簿を使ってお金を貯めよう!【おすすめアプリもご紹介】
家計簿をつけて、毎月のお金を管理されている方も多いと思います。その中でも、目的をもって家計簿をつけ資産を増やすことができている方は、どのくらいいるでしょうか。
なんとなく家計簿をつけ、お金の収支を把握しているだけの方もいると思います。
せっかく家計簿をつけるなら、目的を明確にして「資産が増える家計簿」をつくることが、家計簿をつける本来の目的ともいえます。
そこで今回は、資産を増やすことを目的とした家計簿について解説していきたいと思います。
「良い家計簿の条件」や「家計簿アプリを使った家計簿の作り方」などについて解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
家計簿ってどんなもの?
家計簿とは、一家の収入・支出を記入する帳簿のことで、毎月の収支を把握して家計管理をするために用いられているものです。
一般的な家計簿としては、以下の2つがあります。
・テンプレ家計簿
・オリジナル家計簿
それぞれ特徴などが異なるので、1つずつ解説していきます。
テンプレ家計簿
テンプレ家計簿は決められている項目に金額を記入していくもので、見たことがある方も多いと思います。
テンプレ家計簿にある項目としては、
・住宅ローン
・家賃
・光熱費
・食費
・保険
・通信費
などのシンプルな項目で、集計しやすいところが特徴でもあります。
項目に記入することで、「食費が一般的な家庭よりも多い」、「保険料を払いすぎている」などが見てわかるようになるのです。
オリジナル家計簿
一方でオリジナル家計簿は、項目が独特で本人じゃないと分からないような仕組みになっている場合が多いです。
テンプレ家計簿と違い、項目を自分で設定するので人によって分ける項目が変わってくるのが特徴になります。
例として、テンプレ家計簿では「住宅ローン」と「光熱費」がそれぞれ別の項目として分けられています。
ローンは固定費ですが、光熱費は毎月変わる変動費になるので分けて考えるのが一般的な考えになるでしょう。
しかし、オリジナル家計簿ではこの2つを「住宅費」として、一緒の項目にしてしまう考え方もあります。
光熱費も「住宅」という部類では必ず必要なもので、一緒にまとめることでよりシンプルにすることができるのです。
このように自分独自の項目をつくることで、毎月の収支を自分で判断しやすくできるのがオリジナル家計簿の特徴になります。
お金を貯めるのに家計簿は必要?
テンプレ家計簿とオリジナル家計簿について解説してきましたが、「家計簿ってそんなに大事なの?」と考える方もいると思います。
ただ家計簿をつけるだけでは何も意味がないので、「お金を貯めること」を目的として家計簿つけていく必要があります。
家計簿をつけることで、自分が何にお金を使っているのかを知ることができ、そこから無駄な支出がないかを考えることで支出を減らしていくことができます。
そのため、お金を貯めるには家計簿をつけることがとても大事になるのです。
良い家計簿の条件とは
せっかく家計簿をつけるなら、良い家計簿をつくってお金を貯めることに役立てたいと考えると思います。
ここからは、良い家計簿の条件を3つ解説していきたいと思います。
具体的に良い家計簿の条件としては、
・目的が明確になっている
・抜け漏れがない
・結果があらわれている
この3つのポイントを押さえれば、良い家計簿をつくってお金を貯めることにもつなげていけるのでぜひ参考にしてみてください。
目的が明確になっている
良い家計簿の1つ目の条件は、目的が明確になっていることです。
ただ家計簿をつけるだけでなく、「どのような目的があってつけているのか」という部分が明確になっていることが大事です。
例えば家計簿をつける目的には以下のようなものがあります。
・無駄な支出がないか管理するため
・目標の貯金額を達成するため
・将来の資産をためるため
今回はお金を貯めることを目的とする場合にしましたが、人それぞれで管理する目的は変わってきます。
管理目的があることによって、はじめて家計簿をつける意味がでてきます。
抜け漏れがない
良い家計簿の2つ目の条件は、抜け漏れが無いことです。
以下のような抜け漏れがあると、家計簿にずれが生じてしまいます。
・現金で支払ったもの
・スマホで決済したもの
こういったものは、よく抜け漏れになってしまう場合が多いです。家計簿は正確に集計しないと、意味がないので抜け漏れは必ずなくすことが大事です。
結果があらわれている
良い家計簿の3つ目の条件は、結果があらわれているものです。
家計簿をつけてるのに支出の金額が変わっていなかったり、お金が貯まらないといった場合は家計簿を上手く活用できていない可能性があります。
・固定費を見直したら1万円も削減できた
・先月より食費を5000円節約できた
・毎月の貯金金額を増やすことができた
このように家計簿をつけることで、節約ができていれば家計簿をしっかりと活用できているといえます。
お金を貯めるという目的をもって家計簿をつけ、それが結果としてあらわれることでお金を貯めるモチベーションにもつながってきます。
以上のように、良い家計簿の3つの条件を理解して実践していけば、だれでも良い家計簿を作ることができます。
家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使いこなそう
ここからは、家計簿の作り方について解説していきます。
今回は「マネーフォワードME」というアプリを使った、オリジナル家計簿の作り方をご紹介します。
アプリではなく手書きで記入したいという人もいると思います。家計簿は自分が分かりやすいものを作ることが大事なので、アプリが必ず良いということではありません。
今回はアプリを使った家計簿の作り方を紹介しますが、自分に合うやり方を探してみてください。
「マネーフォワードME」ってどんなアプリ
マネーフォワードMEは、自動で「お金の見える化」ができる無料の家計簿アプリです。
家計簿アプリでは利用率No.1のアプリで、以下のような特徴があります。
・クレジットカードや電子マネー、銀行、証券口座などのお金の出入りや残高をまとめて管理できる。
・ポイントなども連携して確認できる。
・レシート撮影で、簡単に入力できる
キャッシュレス決済をした場合にも自動でアプリに反映してくれるので、入力する手間などを省くことができます。
有料版もありますが、無料版でも十分な機能が揃っているので細かい使い方などを紹介していきたいと思います。
「マネーフォワードME」の使い方
マネーフォワードMEの使い方の手順としては、以下のようになります。
1.アプリをインストールする
2.銀行やクレジットカードを提携する
3.項目を自分が使いやすいように設定する。
アプリをインストールしたら、銀行やクレジットカードの情報を入れることで簡単に提携することができます。
1度提携することで、その後は自動でお金の出入りがアプリに反映され集計してくれるので、とても便利です。
しかし、初期設定のままだと項目があらかじめ決められているので、より自分が管理しやすいように設定することをおすすめします。
シンプルな管理方法を以下で紹介していきます。
マネーフォワードMEを自分好みに設定しよう
マネーフォワードMEは、初期設定の段階では18項目が設定されています。
ここでは項目を絞ってよりシンプルに設定する方法を紹介していきます。
手順としては、
・管理したい項目を選ぶ
・中項目を設定する
管理する項目を少なくすることで、よりシンプルにまとめることができます。
住宅費、食費、日用品、趣味・娯楽など最低限の項目だけを設定して自分が分かりやすいようにするのも1つの方法です。
次に中項目を設定します。住宅費の項目を選択すると、右下に「カテゴリ追加」のボタンがあるので、そこから中項目を設定することができます。
例えば、住宅費のなかの中項目に水道光熱費を入れることで、住宅費の項目として一緒にまとめることができます。
項目を少なくすることでシンプルになり、中項目をつければ自分で理解することができるので中項目を活用して、自分の管理しやすいようにしてみましょう。
まとめ
今回の記事では、「家計簿の役割」や「資産を増やすための家計簿」について解説してきました。
家計簿でお金を管理することで、毎月の収支を把握して家計管理を行うことができます。
家計管理をすることで、無駄な支出がないかチェックしたり節約できる部分を可視化することができるので、上手に活用することで資産を増やしていくことができます。
今回紹介した家計簿アプリ「マネーフォワードME」は、銀行やクレジットカードを提携することで自動で集計してくれるため、とても簡単に家計簿をつくることができます。
「お金を貯めたい」、「良い家計簿の作り方を知りたい」このような考えを持っている方は、ぜひこの記事を参考に実践してみてください。