お金はどうやったら貯まる?まずはアレを見直そう!
「お金ってなかなかたまらんな~」
「毎月給料がちゃんと口座に振り込まれている筈なのに。。」
働けど、働けど楽にならない我が暮らし。。そんなことをふと考えてしまうそこのあなた!
その気持ち、よく分かります。ではそれはなぜでしょうか?どうしたらお金が貯まるのでしょうか?
「残業し、お金を稼ぐ?」
「投資で増やす?」
確かに、それも考えられます。でも会社の給料は急には増えないですし、投資も元手が大きくないと、短期で急には増えません。
それでは、もっともかんたんで、効率のよい方法は何だと思いますか?
結論からいいます。
”支出を減らすことです。”
一体なぜか?
ポイントを絞って、順番に説明していきましょう。
不要な支出を削減する具体的な方法
「そんなこといっても無駄な支出なんてないよ~」
そんな声が聞こえてきそうです。でも本当にそうでしょうか?
下記の項目に当てはまらないか確認してみて下さい。
その保険必要ですか?【むだな保険契約を解約しよう】
ズバリ聞きます。その保険本当に必要でしょうか?
高い保険に入っていると確かに安心なのは分かります。
でも払いすぎてはいないでしょうか?
最初に、日本の「健康保険」はかなり手厚いことを皆さんご存じでしょうか?
詳細は保険の記事で詳しく紹介しますが、簡単にいうと、「病気になって治療費を払うとき、日本国民みんなが(国民皆保険)、自己負担3割で診察・手術を受けることができる。しかも支払い上限は決まっている(高額療養費制度)」ということです。
次に、保険は「発生確率」と「リスクの大きさ」の2つの指標が重要です。
- 「発生確率が高く」・「リスクが大きい」 → そもそも近づかない!
- 「発生確率が高く」・「リスクは小さい」 → 対処する!
- 「発生確率が低く」・「リスクは小さい」 → 無視する!
- 「発生確率が低く」・「リスクが大きい」 → ★保険でカバー
日本の手厚い「健康保険」の存在を考慮すると、保険でカバーする必要があるのは、④だと分かるかと思います。例えば、子供が小さいとき、一家の稼ぎ頭が死亡保障に入ることがこれにあたります。
さらに、民間の医療保険が不要と思われるもう1つの理由を説明します。
病気やケガで入院した場合、収入はいきなりゼロ。。そんなことはありません。
日本には、”休業補償給付”や”傷病手当金”がありますので、前月までの給与の6-8割は補助金が出て収入がすぐに途絶えることはないのです。
以上より、高額療養費制度と合わせると、必要以上の保険は不要だということがご理解いただけるかと思います。
*保険に関してさらに詳しく知りたい方は、下記リンクもご確認下さい。
通信代高すぎ!?【スマホを格安SIMにしよう】
スマホに月1万円以上支払っていないでしょうか?もしそうであれば、見直しをおススメします。キャリアの携帯から格安SIMに変えるだけで、半額以下になった!というのはよく聞く話です。
最近では大手キャリアも、ネット専用プラン等、格安SIMに匹敵する金額のプランも発売されています。また家族で纏めて契約することで、家族割/学割などのメリットを受けれるケースもあります。
暗に「今の携帯乗り換え(買い替え)てからまだ2年経ってないや~」と考え、乗り換えを諦めるのではなく、積極的にアンテナを高くし、情報収集することで、1か月の固定費をかなり削減することができます。みなさん是非ご検討下さい!
*格安SIMに関してさらに詳しく知りたい方は、下記リンクもご確認下さい。
スマホ代を安くしたいなら格安SIM一択?おすすめは楽天モバイル
日本の電車は世界一!都会の生活で車は必要?
続いては、自動車です。
みなさん、車は買うときだけにお金が必要なわけではないことをご存じでしょうか?
購入後も、「自動車税」、「車検費用」、「駐車場代」、「自動車保険」、「ガソリン代」、「修理/メンテナンス費用」、等々の様々な経費がかかっています。
また、東京などの都心では電車などの公共交通機関が発達しています。本当に車が必要か、家族構成も踏まえ、必要有無を検討したり、カーシェアリングやレンタカーを考慮に入れてもよいでしょう。
*車に関する費用削減に関して、さらに詳しく知りたい方は、下記リンクもご確認下さい。
からくりを説明。マイホームは資産といえないかも!?
マイホームはほぼ100%負債です!こう言われると
「マイホームは賃貸と違って、ローン払い終わったら、自分のものになるんだから負債ではなくて資産でしょう!」
と反論されるかたもいらっしゃるでしょう。
確かにそれはその通りなのですが、日本の家は買ったとき、特に新築はそうなのですが、購入時が最も値段が高く、そこからガクっと値段が下がることが多いです。
数千万の住宅ローンにかかる金利も大きく、また、流動性の面からも、家を購入してしまうと生活の変化に合わせて柔軟に居住場所を変更できないことがデメリットとなります。
ふるさと納税は超お得!?お金を節約する具体的な方法
これまでの説明から、支出を減らして、お金を貯める力を鍛えることが重要だということが分かってきたかと思います。この章では今はやりのふるさと納税がどうお得か、どのように節約とつながっていくのか、その活用法に関して説明します。
「ふるさと納税ってそもそも何なの?」というそこのあなた、ふるさと納税とは、自分が住んでいる、市町村の代わりに、自分が応援したい市町村に寄付をすることで、翌年の 所得税・住民税を安くしてあげよう!という制度です。
具体的には収入に応じて、節税できる金額は異なりますが、結論として、実質2000円の負担で、寄付した市町村から返礼品を受け取れる仕組みのことです。
全国津々浦々の地域にて、様々な特産品をご用意ので、是非この機会にふるさと納税を利用してみてはいかがでしょうか?私自身も、地域のくだもの定期便をもらえる街に寄付をいたしました。
2000円の出費で、毎月おいしい果物の詰め合わせをゲットできる、そう考えると、かなりお得ではありませんか?くだもの以外でもお肉、やさい、魚介類など、種類も豊富です。
食べ物だけでなく、他にも幅広いジャンルの返礼品がありますので、みなさま是非これを機会に、ふるさの納税の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
日々少しずつ。。ビールやお菓子などの嗜好品を少し我慢しよう!
これはまさに今すぐにもできますね。ビールやお菓子。。私も大好きです。ですがお金を貯めることを目標にまずは、少しずつ、週1日だけでも減らすところからはじめてみてはいかがでしょうか。
時にはいやしも必要です。必要な支出を認識しましょう
「節約ばかりでなんか楽しくないよ~」とお思いのあなた。心配する必要はありません。なぜなら本記事では、「すべての支出は無駄なので減らせ~」とか「この記事に記載していること全部実践しろ~」とか言っている訳ではありません。
支出の中にも無駄ではない、むしろどんどん支出を増やすよう、言われている支出もあるのです。それが下記の「自己投資のための支出」と「心を豊かにするための支出」です。
自分自身は資産です!【自己投資のための支出】
自己投資の支出とは、”あなた自身の商品価値をみがく”ための支出といえます。英会話スクールや、投資セミナーへの参加、ビジネス系の本の購入、などなど、このような将来お金を稼ぐための今の出費は無駄ではありません。
支出ではなく”未来の自分への先行投資”として捉えて下さい。
たまにのリラックスは明日への活力!【心を豊かにするための支出】
娯楽も全く無駄とはもちろんいいません。仕事帰りに同僚と飲みに行く、金曜日の退社後、映画を見に行く、週末、趣味のプラモデルに興じて、リラックスする、などです。
これらのことは一見無駄に見えるかもしれません。しかし、多忙な業務の合間のいい息抜きになったり、明日へのモチベーションアップにつながったりすることも多いです。大事なのはメリハリです。ワークライフバランス同様、支出のバランスも十分とって日々取り組んでみましょう。
まとめ
今回は、
・不要な支出を削減する具体的な方法
(保険、車、携帯通信費、マイホーム、嗜好品 )
・必要な支出(自己投資、たまにリラックス)
といった観点で、説明いたしました。
いかがでしたでしょうか?お金を貯めるうえで、まずは、支出を減らすことが重要だということが理解いただけたかと思います。
「むだな保険契約を解約する」
「スマホを格安SIMにする」
「ビールやお菓子などの嗜好品を少し我慢する」
といった、節約ポイントを説明しましたが、いきなり全部実践する必要はありません。
ご自身のライフスタイルに合わせて、無理しない形で、長期計画で進めていったください。
どこでお金を節約して、何にお金を使うか。
それを決めるのはあなた自身です!
本記事を通じて、あなたがお金の節約の大切さ・お金の節約方法を習得し、本日から実践いただければ、うれしいです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。