SBI証券が初心者におすすめされる5つの理由

2021年4月25日

「おすすめのネット証券」と検索すると、必ずと言っていいほど上位にランクインする「SBI証券」。みなさんも一度くらいは聞いたことのある、有名なネット証券ではないでしょうか。

SBI証券は、ネット証券業界で最大手の証券会社です。日本中の個人投資家から支持を得ており、プロの投資家から、これから初めて株取引をする初心者まで、幅広い層から人気があります。SBI証券がこれほどまでに人気な理由は、どこにあるのでしょうか。

この記事では、SBI証券が多くの投資家に支持される理由を、特に「投資初心者」という観点から見ていきたいと思います。SBI証券には、たくさんの初心者投資家に支持される、確かな理由があるのです。

読者のみなさんも、SBI証券のメリットを理解すれば、きっとSBI証券で投資を始めたいと思うことでしょう。投資の知識がない方でも分かるよう、なるべく専門用語は使わずに解説していますので、ぜひ最後までお付き合いください。

SBI証券とは?

SBI証券は、SBIホールディングスという大企業の完全子会社になります。SBIホールディングスは証券だけでなく、銀行や保険など多様な商品を提供しており、ネット金融業界の最大手とも言える存在です。

そのSBIホールディングスが提供するSBI証券も、ネット証券の最大手との呼び声が高い証券会社になります。口座開設数は530万以上と、ネット証券で最多を誇ります。初心者の方にとっては、「周りの投資家も使っている」という安心感のあるネット証券と言えるでしょう。

また、SBI証券は口座開設数が多いだけでなく、「問い合わせ窓口格付け」「WEBサポート格付け」部門においても高い評価を得ています。口座を開設してからのサポート体制が充実しているのも、初心者にとって嬉しいポイントですね。

SBI証券が初心者におすすめされる理由

口座開設数No.1ということは、当然、「SBI証券で投資家デビューする初心者も多い」ということになります。たくさんのネット証券の中で、SBI証券がここまで多くの投資家に支持されるには、たしかな理由があるのです。

ここでは、SBI証券が支持される理由のうち、特に投資初心者にとって大きなメリットを5つ紹介したいと思います。

アクティブ・スタンダートの両プランで手数料が業界最安値

SBI証券の手数料の特徴は、2種類プランから好きな方を選択できることにあります。プランには、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」の2種類があり、いずれもネット証券屈指の格安な手数料なので、安心して取引ができます。

「スタンダードプラン」は、1注文ごとに手数料が決定するシステムになっており、1注文の最低金額は55円(税込)と業界最安値です。

対して、「アクティブプラン」は、1日ごとの定額プランになります。具体的には、1日100万円までであれば「売買手数料0円」で取引ができるのです。

初心者の方は「100万円以内なら」と、具体的な金額を聞いてもピンと来ないかもしれませんね。参考までにお伝えすると、現在の東京証券取引所には約4,000の銘柄が上場していますが、その95%以上は100万円以下で購入できる銘柄なのです。

つまり、SBI証券のアクティブプランならば、ほぼ全ての銘柄を手数料無料で取引できるということです。もし100万円の限度額を超えた場合でも、超過分の手数料も業界最安値レベルなので、気兼ねなく取引可能なの点も嬉しいですね。

有料級のアナリストレポート

SBI証券のWEBページでは、「アナリストレポート」を閲覧可能です。ここには、SBI証券アナリストによるオリジナルレポートや、外部の人気アナリストのレポートなど、豊富なラインナップが揃っています。

内容も充実しており、国内・外国株式の出世株を発掘するコーナーであったり、世界経済の分析レポートがあったり、主要な経済イベントの解説であったり、いずれも一見の価値があるものばかりです。

投資初心者の悩みの一つに「投資の勉強方法がわからない」というものがあります。そんな方は、この「アナリストレポート」を読むだけでも、かなりの投資知識が身につくはずです。しかも、アナリストレポートは誰でも無料で読むことができますので、活用しない手はないですよね。

「もっと投資の勉強方法を教えてほしい」という方は、こちらの記事が参考になると思いますで、ぜひご覧ください。(→投資初心者勉強法へリンク)

今注目のロボアドバイザーが初心者をサポート

ロボアドバイザーは、今注目のAI(人工知能)を活用した投資サービスのことです。金融商品の選択・配分や発注、リバランス(商品購入後の配分調整のこと)に至るまでを、人間に代わって自動でおこなってくれるのです。

SBI証券のロボアドバイザーは、「WealthNavi for SBI証券」という名称のサービスです。「現代ポートフォリオ理論」という、ノーベル賞を受賞した金融理論に基づいて、AIが資産の運用をしてくれます。「現代ポートフォリオ理論」の詳細は省略させていただきますが、要約すると「取るリスクを最小限にして、期待できるリターンを最大化するポートフォリオ」の運用を可能にする理論、ということです。

気になるWealthNavi for SBI証券の運用実績ですが、開始してから5年間で「+37.7%」(円建て・手数料除)の運用実績とのことです。(SBI証券HPより)

ロボアドバイザーを利用するかは任意ですが、上手に活用すれば投資リターンをさらに高められるかもしれませんね。

Tポイントと連携している

SBI証券はTポイントと連携をしています。普段から、Tポイントを意識して生活している投資家にとっては、嬉しいサービスですね。

SBI証券では、Tポイントを貯めることも使うこともできます。

Tポイントは貯めるというよりも、「気づいたら貯まっている」という表現の方が正しいかもしれません。具体的には、国内株式の現物取引や、投資信託の保有残高額に応じてTポイントが貯まります。株の取引によってポイントが貯まるサービスは珍しくないですが、投資信託を保有しているだけでポイントを獲得できるサービスはあまりなく、SBI証券に特徴的なサービスと言えるでしょう。

また、ご存知のとおりTポイントは、近くのコンビニや飲食店などで「1ポイント=1円」として使えるほか、SBI証券において投資信託の買付にも利用可能です。お得に貯めたTポイントで投資信託を購入し、さらに資産拡大を狙えるのは大きなメリットですね。

夜間取引もOK

SBI証券では、PTS取引を利用しすることで、夜でも株式などの取引をすることが可能です。

PTS取引は、証券取引所を介さないで、株式を売買できるシステムのことです。その最大のメリットは、取引所の取り扱い時間外でも株式の売買が可能なことにあります。

初心者の方は、副業の一つとして投資家デビューをすることが多いと思います。そのため、仕事からの帰宅後に株の売買ができるサービスは必須と言えます。

SBI証券は脱初心者してからもおすすめ

SBI証券は、脱初心者をしてからでも、非常に使い勝手の良いネット証券です。

例えば、IPO取引銘柄数の多さもその理由の一つです。IPOとは、「未上場企業が証券取引所に新規上場する」という意味の金融用語です。

未上場企業の株式は、新規上場後に上昇するケースが多々あります。そのため、上場前に株式を購入しておくことで、その差額分を利益として享受できるのです。この投資手法を「IPO投資」と呼びます。IPO投資で利益を上げようとする投資家は多く、IPO取引銘柄は人気が高いので入手が困難なことも頻繁にあります。

SBI証券は、「IPO銘柄の取扱数がトップクラスに多い」特徴があります。取扱数が多いということは、IPO銘柄を獲得できるチャンスも増えるということなので、IPO投資を目当てにSBI証券を利用する投資家も多いのです。

初心者の方も通常の株式取引に慣れてきたら、IPO投資にチャレンジしてみるのも面白いと思いますよ。

まとめ:初心者おすすめのネット証券「SBI証券」で投資家デビューしよう

今回の記事では、SBI証券が投資初心者に広く支持される理由について解説してきました。

SBI証券は「口座開設数1位」という安心感に加え、取引手数料の安さや充実した投資サポートなど、初心者にもやさしいネット証券であることがわかったと思います。

ネット証券が決まらないために投資をスタートできないのは、明らかな「機会損失」です。初心者にオススメのSBI証券で投資を始めれば、順調なスタートを切れるはずです。みなさんの投資家デビューを応援しています。